インサレーションとは?その性能・種類、選び方やおすすめまで解説!

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こんにちは!アウトドア・ブランドのTeton Bros.(ティートンブロス)です。

 

皆さんは「インサレーション」という言葉をご存じですか?

インサレーションとは中綿の入った防寒着のことですが、目的や使うシーンによって最適なアイテムは様々。

 

「インサレーションにはどんな性能や種類があるのだろう?」「選ぶ時のポイントは?」

今回は、そんなインサレーションの疑問にお答えします。

 

Teton Bros.で取り扱っているおすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

インサレーション

インサレーションとは?その役割や性能

「インサレーション」には「断熱」や「隔離」という意味があり、アウトドアなどでは保温性のある、中綿の入った防寒着のことを指します。

 

中綿の入ったジャケットなどを普段着でアウターとして着る方も多いと思いますが、アウトドアではミドルレイヤー(中間着)として活躍します。

 

ミドルレイヤーは「行動着」と「保温着」の2種類があり、インサレーションは保温着に該当します。

 

インサレーションは保温性が高く、着込んだまま登山などをすると汗を多くかいて体を冷やしてしまう可能性があります。

そのため、山小屋やテントでの休憩中や周辺の散策など、あまり動かないときに活躍するアイテムです。

 

しかし、最近では「アクティブインサレーション」という行動着と保温着の両方を兼ね備えたタイプや、防水機能も備えたアウター向きのものも登場しています。

 

インサレーションの中綿素材として利用されるダウン(水鳥の羽根の間にある綿毛)は、フィルパワー(FP)を指標にその性能を評価できるため、重要な数値となります。

 

FPとはダウンを一定の条件で圧縮した後、どの程度までふくらみが復元するかを表したもの。

FPの数値が大きいほど多くの空気を含み、保温性に優れた温かく質の良いダウンと言えます。

 

一般的に500FPは低品質、600~700FPは良質、700FP以上は高品質なダウンとされています。

 

 

インサレーションの素材は?それぞれの特徴をご紹介

インサレーションの中綿の素材には、ダウンと化繊(化学繊維)の2種類があります。

それぞれどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

 

ダウンの特徴

  • 軽くて保温性が高い
  • 水分や湿気に弱く、雨や汗で濡れるとロフト(ダウンの膨らみのこと)が保てなくなり、保温性が下がる
  • 高価なものが多い

 

化繊(化学繊維)の特徴

  • 通気性や耐久性、撥水性に優れている
  • 濡れてもロフトを保ちやすいので、保温性が維持できる
  • 保温性重視の「保温着」と通気性重視の「行動着」の2種類がある

 

以前はダウンの方がコンパクトと言われていましたが、近年の技術発展のおかげで化繊もコンパクトにパッキングできるウェアが増えてきました。

 

また、インサレーションの形状はトップスはジャケット・ベスト・コート、ボトムスはパンツ・スカートなどがあります。

保温性重視ならコート、行動着として中に着るのであればベストといったように目的に合わせて使い分けます。

 

 

選び方のポイントは?インサレーションのここをチェック!

インサレーション

インサレーションは素材や形状の組み合わせを変えて、色々な種類の商品が販売されています。

 

自分に合うインサレーションを選ぶポイントとして、まず大事なのがインサレーションを使うシーンです。

夏の山を登るのか、冬の雪山を登るのか、一日中着用するのか、休憩時のみ着用するのかなど、具体的に着用するシーンを思い浮かべてみてください。

そうすることで保温性や撥水性、フードの有無やパッキングのしやすさなど選ぶポイントが見えてくると思います。

 

例えば夏の登山で休憩時のみ着用という場合、パッキングしてリュックに携帯することが予想されるので、薄手で軽く、持ち運びしやすい製品が良いでしょう。

 

冬場の登山では、保温性が高いダウンがおすすめ。

また、ダウンはとても軽量で、服を着込むことによる重さやだるさを感じることが少ないため、疲れたときにも負担に感じず快適です。

 

急な雨で濡れても対応できる化繊のインサレーションは、雨が予想される日の登山だけでなく、山の天候は変わりやすいので1つ持っておくと便利でしょう。

 

冬の雪山登山で保温性重視のダウンを選ぶならFPはもちろん、袖口も重要。

できるだけ熱を逃がさず、冷たい外気が中に入らない作りになっているかも大事なポイントです。

 

どちらの素材でも、動きやすさやサイズ感、色やデザインの他、必要なものを素早く取り出せるようにポケットが備わっているかもチェックしましょう。

 

初めて買う方はなかなかポイントを絞るのが難しいと思います。

いろいろな商品を見てみて、迷ったら店員に相談やwebからお問い合わせをしてみてくださいね!

 

 

Teton Brosおすすめのインサレーションをご紹介

Teton Bros.でも、様々な素材や機能を持ったインサレーションを取り扱っています。

その中でもおすすめの5着をご紹介します。

 

SUB JACKET (UNISEX)

SUB JACKET (UNISEX)

通気性と保温性に優れた、アクティブインサレーション素材の代表格ともいえるポリエステル素材「OCTA」を全面に配備した動的保温ミッドレイヤー。

常に快適な温度帯を保ってくれるだけでなく、通気性も高いので熱を溜め込むことがなく、暑くも寒くもない適温で活動できます。

 

汎用性高く着回せるようフードのないスタンドカラーとなっており、レイヤリングに適しています。

 

SCRAMBLING OCTA VEST (MEN)

SCRAMBLING OCTA VEST (MEN)

DWR(耐久撥水加工)加工の20DメカニカルストレッチナイロンとOCTAを使用。

前面と首・肩部分のみOCTA を使用することで、運動時のオーバーヒートによる汗冷えを防ぎ、ウェア内を快適な環境に保ちます。

 

HOBACK PRIMA OVER HOODY 2.0 (UNISEX)

HOBACK PRIMA OVER HOODY 2.0 (UNISEX)

中綿にはPrimaloft Thermo Plumeという、湿気や濡れに強いメリットを持つ天然ダウンのような性能の素材を使用。

この新しい素材によって、より広いレンジでの実用性に優れています。

 

シェルの上から着込むオーバージャケットとしての使用に適しています。

袖口のファスナーによって肘まで大きく開くので、グローブを外さなくても着脱できます。

Primaloft Thermo Plumeへの変更によって従来モデルよりもさらにコンパクトになり、優れたパッカビリティを発揮します。

 

HYBRID INNER DOWN JACKET (UNISEX)

HYBRID INNER DOWN JACKET (UNISEX)

先程のHYBRID DOWN HOODYと同じく、撥水ダウンと遠赤外線効果がある化繊Thermo Maxの2種類の中綿素材を使用。

フロントスナップは軽量化に加えてベンチレーション(風通し)としての機能も兼ね備えています。

ノーカラーのラウンドネックや袖口をすっきりさせることで、レイヤリングしやすいジャケットになっています。

 

WAPITI HOODY 2.0 (MEN)

WAPITI HOODY 2.0 (MEN)

極めて高い保温性と抜群の通気性を併せ持つ、新素材「VIVO」を中綿として使用。

より立体的なカッティングと高機能ストレッチ素材Primeflexをシェルに採用することで、フィット感もありつつ動きやすいアクティブインサレーションとなっています。

 

インサレーションと一口に言ってもその種類は多種多様。

自分の目的や好みに合わせて、お気に入りの1枚を見つけてくださいね!

 

 

インサレーションとは保温性のある防寒着。目的別にアイテムを選ぼう!

インサレーションとは、保温性のある中綿の入った防寒着のことです。

アウトドアではミドルレイヤーの保温着として活躍することが多いですが、最近では行動着と保温着の機能を併せ持つ「アクティブインサレーション」も登場しています。

 

インサレーションの素材はダウン(水鳥の羽根の間にある綿毛)と化繊(化学繊維)の2種類。

ダウンは軽くて温かい、化繊は雨や雪で濡れても保温性を維持できるなど、それぞれ特徴があります。

 

インサレーションを選ぶポイントは、どんなシーンで着用するかイメージすること。

目的に合わせて保温性が大事なのか、軽量でパッキングしやすいことが大事なのかなど、優先するポイントを決めると選びやすくなりますよ。

 

Teton Bros.はアウトドア ブランドとして、さまざまなインサレーションを取り扱っています。

高性能素材を使用したアクティブインサレーションなど各種取り揃えておりますので、ぜひご活用ください!

 

アクティブインサレーションに関してですが、Teton Brosでは、OCTAとVIVO Extream ECOを使用しています。

 

OCTAは、より通気性が高くウェア内を暖かく保つというよりは、暑くもなく寒くもない環境を維持して、ハイインパクトなアクティビティにおいてオーバーヒートによる汗びえを最小限に抑える保温性を確保することを目的としています。

 

VIVO Extream ECOに関しては、物理的に細かくドットの入った保温性に優れた中綿のシートを使用することによって、高い保温性を確保しながら配置されたドットによって湿度と温められた空気を排出して、ウェア内の環境をドライで暖かい状態に維持します。

 

OCTAは、より運動強度の高いアクティビティ向け。

VIVOは、保温性もある程度重視される状況(厳冬期のハイクアップなど)向けと言えます。

どちらもオーバージャケットであるHoback Prima Over Hoodyをシェルの上から着用することによって、完全な保温を目的とするプラスアルファのロフトとしても機能します。

これにより単体で十分な保温性を確保するため、携行するギアのコンパクト化と軽量化にも役立ちます。

 

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