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[ TB JACKET SE / TB PANT SE ] ようやく理想に近いウェアと出会えた

ガイドインプレッション

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Teton Bros.契約ガイドの山岸慎英氏よりTB JACKET & TB PANTのコラムです。

山岸慎英(長野県白馬村在住、国際山岳ガイド)


日本のメーカーだからこそ出来ることがある。そこがTeton Bros. の強みだと思う。私達アドバイザーが実際に使用して改良箇所を報告すると、次のシーズンにはアップデートされている。このレスポンスの良さが大きな武器であり、現状ですでに良い商品であっても、さらに、という思いが良い物作りに繋がっている。

国際山岳ガイドという僕の職業は山に関する全てが仕事で、そのフィールドは世界各国に及ぶ。藪を漕ぎ、重荷を担ぎ、岩を登り、雪崩を管理し、人を担ぎ、スノーモービルを操縦……。気象条件やコンディションも行く先々でさまざまだ。そんな過酷な状況下でも故障がなく、タフで信頼できるウェア。それが僕にとってのTB JACKET & TB PANT。過去から様々なウェアブランドを渡り歩いてきたが、ようやく理想に近いウェアと出会えたと思っている。

初期モデルと最新モデルを比べたとき、一見すると大きな違いには気づかないが、実際に着てみると別物かと思えるほど機能の進化を実感できる。まずは変わらぬベースがあり、なおかつ進化を続けている。そこが魅力であり、信頼性であり、多くの熱心なファンを惹きつけている理由だと思う。

僕は仕事柄、厳しい条件下での使用が多いため、防水性と通気性はもちろん、耐久性、動きやすさ、防寒、防風性、換気性、ポケット位置など様々な要素が重要になる。たとえば、グローブの上からラッピングするカフは、袖口からの雪や冷気の進入を防いでくれる。

腕や肩がスムーズに動く立体裁断は、登下降時のストックワークにもストレスがない。少し長めの背面は激しい動きでも背面からの冷えを抑え、ヘルメットごとしっかり包み込むフードとドローコードシステムは風の侵入を防ぎ、悪天候でも冷えから体を守る。多めの各種ポケットは小物が多いバックカントリーでは特に役立ってくれる。前側に大きなベンチレーションで行動中の体温調整がしやすく、ミッドレイヤーを着ても窮屈にならず、ダボつか無いフォルムでウェアの中を適温に保ってくれる。いずれも常にアップデートされ、そこには愛情が感じられる。

TB PANT は、プロからバックカントリー愛好者まで幅広く快適に使える高機能なビブパンツ。ビブパンツの長所のひとつには体幹をしっかり保温し、雪の進入を阻止する役目がある。一方で弱点は春など気温上昇時に暑くなりすぎること。その点、TB PANT はビブ背面をメッシュで抜く事で換気を促し、快適なウェア環境を作り出す。さらには、腰回りのジッパーでビブとパンツを分離できることで、春の暖かな時期まで幅広く使えるようになっている。その際、PANT 単体でも使いやすいようベルトループが備わっている。こうしてビブパンツの弱点を克服したTB PANT はまたトイレにも便利で、特に女性とってはありがたい。

ちなみに、TB JACKET & PANT は、厳しい条件下で開催されたスイス・ヴェルヴィエのFWT(Freeride WorldTour)最終戦スタッフとして、また、その後の日本で初めて開催されたFWT HAKUBA でも、準備から予選を含めた3週間以上に及ぶハードワークを問題なく耐え抜き、その大きな信頼性が僕の中で証明されることになった。

 

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この記事を書いた人

山岸 慎英

山岸 慎英

白馬村を拠点にして、高所登山ガイド(ヨーロッパ・ヒマラヤ・南米)・スキー教師・バックカントリースキーガイド・フリークライミング・アイスクライミングガイド・山岳救助隊など、幅広く活動中。 夏場はFrance Chamonixを機転に山岳ガイド業務をヨーロッパアルプスにて実施。 日本国内で初めての本格ヘリスキーツアー「Powder Dragon Heli Ski Tour」を実施。

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